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穴窯1 -窯詰めと焼き

少し前の話ですが、3月の13日は1,2班合同班焼き(素焼き)の1日目でした。
電気窯の電源を入れ、全自動の焼きがスタート。
そんな中、一部から漏れる不満げな声。

・・・電気窯のこの、物足りなさよ。
薪入れたいな。
入れたいですね!
薪を・・・、薪をもてぇ!


と、まだまだ恋しくなるなる「穴窯」の話。
当部では、まだ部ではなく研究会だった頃に始まった
「穴窯」という行事が年に一度のペースでほぼ毎年、行われています。
「穴窯」を始めた研究会の先輩によると、今回で13回を数えるそうです。
「穴窯」では滋賀県甲賀市にある陶芸の森で窯(穴窯)を借り、
陶芸の森職員の方や先輩の助けを借りながら窯詰めや焼きを行います。
普段の電気窯とはまったく違った作品や焼きの体験ができます。

全体のスケジュールはこんな感じ。
3/6 陶芸の森到着、窯詰め開始
3/7 18時半過ぎに火入れ、班シフト制に移行
~3/10午前6時 焼成
     午前6時 焚き口を閉め、焼き終了。片付け、帰宅。

3/13 窯出し

という具合。
窯詰めは四回生主導です。下回生は大量の童仙傍づくり。童仙傍づくり

棚板とツクの間、棚板と作品の間にはひとつひとつ童仙傍をはさんでいきます。
灰が飛んで釉薬がかかると、棚板とツク、作品が互いにくっついてしまうからです。
なるほど。
初っぱなの窯詰めから違うことばかりです。
狭い窯の中にうずくまり、棚板を置き…、童仙傍をボンドでツクにつけ…、
ツクを置き…、作品に童仙傍をつけて置き…、作品に童仙傍をつけて置き…。
作品の向きは斜めにしたり逆さにしたり、一定ではありません。
童仙傍の代わりに貝殻を置いたりもします。
色んな所に灰がかかるようにしたり貝殻の跡をつけたり様々な焼き上がりを楽しみます。
器の上を火が走ると、焼き上がったときにほの赤いラインが浮かぶのですって。
窯詰め前   窯詰め後


2日目の夜に焚き口を残して窯の口を煉瓦で塞ぎ、
夜の7時から班ごとのシフトに移りました。
班シフトは6時間交替です。夕方6時から真夜中の0時まで、
0時から朝の6時まで、といった具合に三班で回します。

最初は木蓋方式で焚き口に置いた薪が燃えるごとにどんどん
薪を足していったので、窯の温度が急上昇。
その後は一度に置く薪の量を減らしたり熾きの量をチェックしたり、
陶芸の森の職員さんや陶芸部の、陶芸研究会だった頃の大先輩から
アドバイスを受けながら最終的には投げ込み式(※)で焼きを進めました。
窯の中は大体1250~70℃。当然ものすごい勢いの炎です。
薪を投げ込もうと蓋を取ると、目の前に炎が吹き出てきたことも何度か。
でもそんなに荒れ狂っているのに、炎そのものは不思議なくらい静かなのです。
薪を入れると後ろの煙突から火が吹き出ます。
煙突の下の方にある空気抜きの窓から、火が煙突を駆け上ってゆくのが見えます。
ここは薪の爆ぜる音もしないので余計にしんとしています。
なんだか不思議な感覚でした。
薪入れ 焚き口2 焚き口



※ こんな名称があるかはわかりません。焚き口を薪でふさぐのではなく耐火コンクリートの蓋をし、温度を見ながら一定の間隔で薪を投げ込んでいくやり方です。


とりあえず今日はここまで!
続きはまた今度。日が空いてしまいますがご容赦!
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